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2015年03月03日

保育園の給食でやちむん

保育園の給食でやちむん





読谷村の3つの保育園では、給食の器はやちむんを使用しているそうですよ。
この話を聞いたとき、最近のことなのかなぁと思っていたら、何と今年で35年にもなるそう!


始めは、割れるぞ、洗うの大変だぞ、重たいぞ、という反対の声がわんさか上がったそうですが、当時の陶芸家の先生方が、「土から生まれるうつわ」を使う大切さ」を先生や調理場の方に説明して、説得してくれたそうです。


入園当初は割ってしまう子もいるそうですが、月が経つにつれて割れる回数も減っていくそうです。割れてしまうので、両手で大事に。ものを大切に扱うという心を育ててくれるようです。割れても危なくないのが陶器の良さ、というのも当時の園長先生のお話。食欲も旺盛でおかわりに長蛇の列。うつわの効果があるのかも。


ちなみにうちでは實清さんから「子供のうちから目を養いなさい」と言われていたので、2歳くらいからボノホさんやかつしさん、有美子さん、増田さんの器を使ってますよ。子供も喜ぶかわいい作家器が回りにたくさんにあるのも幸せなこと。
割ったのも始めの一個だけかなぁ。増田さんごめん。それ以降は、「自分の大事なうつわ」という思いが芽生えているようで、大切にしていますよ。ぜひ、ちっちゃなころから食卓でも使ってみてください。



※ここでも今流行っている?「ラッスンゴーレライ」を連呼しておりました。人なつっこい子が多いのは、人との距離が近い村ならでの、大人とのあたたかい交流があるのかも。


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Posted by ミクロ at 11:49 │ひとりごと