てぃーだブログ › 南の島の小さな編集室 ミクロプレス

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Posted by TI-DA at

2016年07月18日

ホームページをリニューアル

ホームページをリニューアルしました。
こちらからも発信していきますね。

http://micropress1219.com/  

Posted by ミクロ at 12:44

2016年06月17日

うつわ祭り





わっ、テンションあがった。
テーブルがうつわ祭りに。
初めて手仕事のうつわを買ったのが確か、7年前くらい
そこから、個展や取材の時に吟味しながらこの数に。
はじめは使うイメージが沸きやすい
コーヒーカップから。そしてご飯茶碗。
そこからお皿へと目が向き、まずは小皿から。
いつのまにか小皿が増え、いよいよ大物へ。
そこから面白さが加速。
魚が盛りやすい角皿を、少し深めの鉢皿を。
始めは好みのデザイン、色、カタチで選んでいたうつわでしたが、
家族のことを考えて選ぶように、成長していく。
でも今でも直感は大切にしている。
あと、悩んだときは一端その場を離れ、個展最終日に選ぶことも。
最終日に出合ったうつわに運命を感じたり。
料理は基本しないので、いつも待つ姿勢。
おっ、これを使いましたか、と目が輝く。
それは、こどもの頃に見たタイムボカンシリーズと同じ感覚。
今週はレアなメカが登場したぞ、と。
あまり使われないうつわが出る瞬間がまたおもしろい。
(れん3歳誕生日にて)  

Posted by ミクロ at 12:57

2016年05月30日

比嘉一成さん





カメラマンの大城亘さんと続けているてしごと連載、
今回は服飾デザイナーの比嘉一成さんです。
今年明けてすぐに一度インタビューさせていただき、
作品も刺激的だったのですが、
比嘉さんの考え方にすごく共感する部分が多く、
亘さんの写真とコラボして魅力を伝えることができたらと、
改めて取材させていただきました。

沖縄に戻りブランドを立ち上げ、沖縄で作品づくりをすることを決めた比嘉さん。
しかし、沖縄で作る=沖縄色、という考えではなく、
藍染め生地を使うにしても、
比嘉さんが展開してき”洋“的スタイルで
刺激的な作品を作っています。
見つめる先が、世界に向いていて、ワイドで話しを聞いているだけで刺激を受けます。

また、今回も、亘さんの写真から
その空気感がひしひしと伝わってきます。

写真から空気を感じとって、文を読んでみる。
そんなスタイルが好きなだけに
亘さんとの写真との出合いは、とても感謝。

亘さんだけではなく沖縄で暮らすカメラマンさんとの出合いが、
沖縄暮らしを充実させてくれているのは間違いないです。

最近ライター志望の若い子と立て続けにあったけど、
カメラマンさんと一緒にする仕事の魅力を教えてあげたいなぁ、と思います。

  

Posted by ミクロ at 19:41ひとりごと

2016年04月30日

「暮らしが変わる! 観葉植物超入門」





引っ越したときに、庭に木を6本ほど植えてみた。2年して、膝下くらいだった木が、子どもの背丈を超して、自分の身長に追いついてきた。沖縄はやはり成長が早い。
沖縄は、観葉植物を育てるのにも適しているようで、葉の密度が濃くなり、幹も太く、力強く育つという。沖縄の農家から県外へと出荷される植物も多いそうだ。
今回、沖縄で緑を増やして行く取り組みをしている人たちと出会った。植栽プロデュースを行っている葉棚夫妻、観葉植物を販売している新城さん率いるプランタドールの3人の熱男、器と植物の新しいカタチを模索するガーブおじさん、そして自宅で花ブロックに飾り付けるように、ビカクシダを育てている仲山さん。
器、服、食、コーヒーなど、今までいろいろなモノ作りをしている人たちとの出合いがあったけど、緑を扱う人たちもキラキラしていましたよ。
緑は心地良い記憶として残る から好きです。子どもの頃蜂蜜を塗りにいった3本木がなつかしい。

発売中!
「暮らしが変わる! 観葉植物超入門」
https://www.ei-publishing.co.jp/magazin…/detail/book-418076/









  

Posted by ミクロ at 15:49ひとりごと

2015年06月12日

編集に興味ある方いらっしゃいませんか

突然ですが、ミクロプレスでは、編集に興味がある方を
探しています。
興味があるかたは連絡いただければ幸いです。
もちろん経験者はうれしいですが、
それ以上に、丁寧なものづくりに興味がある、丁寧な本作りに興味がある、
いろいろな人と出合ってみたい、といった方が向いていると思うので、
そんな風に思っている人は、お気軽にご連絡ください。
メールですとよく分からないので、電話番号も記載していただけるとうれしいです。


連絡先
micropress1219@gmail.com

担当
草野裕樹
  

Posted by ミクロ at 14:38ひとりごと

2015年04月07日

インディゴ





ここ、これが欲しかった・・・、この世界を求めていた!と、オープン時からファンでもある、家具店「インディゴ」さん。
昭和レトロな雰囲気の家具や、古材を使った家具、古道具が並び刺激的なお店だが、最近は、新しい試みとして、拡張したスペースで企画展を随時開催しています。
今は、「こどもの成長を、いっしょに楽しめる部屋づくり」が開催中。ドゥカティさんとのコラボ椅子や、子供の絵を収めることのできる額縁など、欲しかったアイテムが展示されていましたよ。新しいステージへと向かうインディゴさんに注目です!

http://indigo-f.com/  

Posted by ミクロ at 10:59ひとりごと

2015年03月30日

小泊良さんのうつわが教えてくれること




うちな最新号。
特集は担当外となりましたが、
カメラマンの亘さんとの連載、工房日記は続いていますよ。
亘さんの写真が好きなので、
ぜひとも一緒に仕事を続けていきたい。願望・・・

この4pは、結構自由にやらせてもらっているうえ、ありがたいことに文字数が2000W以上あるので、いつもは書けないというか、誌面の都合で入れることができない部分も触れさせてもらっています。
なるべく作品紹介だけでは終わらず、お話や作品を通して自分が教えてもらったことを、できれば若い方に伝えていこうというスタンスで取り組んでいます。
密かにですが。

今回は陶芸家の小泊良さんの工房へ。
小泊さんには、2年に一度くらいお話を聞かせていただける機会があって、小泊さんの思考を積み重ねてきました。
で、改めてやっぱり「すごい」と思ったことがありました。
これってモノ作りする上で、当たり前のことなのかもしれませんが、かなり重要なことだな、と思ったことでした。それは、作るまでの工程を自分自身で考えて、自分で答えを出すこと、それを続けていることです。
オリジナルだから自分で考えるのは当然でしょ、という声もあると思いますが、
結構今の時代難しいですよ。いろいろいな情報が溢れていて、困ったらネットで検索したら答えがぽーんと、出てきてしまう時代だったりします。でも、例え誰かがやっていたとしても、答えをすぐに求めないで、自分で考える行為が大切なんだと思います。もちろんそれをやるためには、基礎技術であったり、足で運んで情報を探したりとか、見えない努力は必要だと思いますが。

話は飛びますが、最近図書館に子供が少ないような気がする。やっぱりネットじゃなくてめんどくさい調べ物から発見もあるし、記憶に残ると思うんですよね。

小泊さんが言った、「発見したときの興奮は忘れない。それが次の作品づくりにもつながってくる。自分で考えていく過程は誰にもじゃまされたくないですよ」という話は、子供に聞かせてあげたいと思いました。と、いうより、自分が実戦すればいい話ですね。がんばろう。  

Posted by ミクロ at 12:48ひとりごと

2015年03月19日

ハイテク取材




カメラマン・編集者・デザイナーさん、そして取材させていただいた方。
いろいろな人が絡みながら、現場でひとつの仕事をするのは
実は久しぶり。
やはり分業ってすばらしい。
なんでも一人でこなすことが優先させる時代になっていますが、
ちょっと待ってよ、と言いたい気分。
いろいろな思考が入った作品の方が
読み手としてはおもしろいと思う。
ちなみにアナログ派ですが、技術的な進化は新しいモノ好きとしては大歓迎。
カメラでのぞいた世界が、空気中を飛んで、
ipadへとライブで映し出されている。
何故?どんな仕組み?Wi-Fiって何かすごくないですか?
空気の中を画像が飛んでいる???
考えた人はすばらしい。
人間の脳とは計り知れない可能性を持っています。
何故自分の脳にはその機能がないのか、不思議です・・・
そんな技術が進化する中、何故車のワイパーは最新モデルでも旧車と同じく、パタパタなんだろうか。
あの拭えない三角部分がいつも気になります・・・  

Posted by ミクロ at 17:17ひとりごと

2015年03月09日

増田良平さんのカップ






増田良平さんのカップ。
増田さんの器は言葉にするのが難しい。
かわいい、と書けばそのとおりだし、
おもしろい、と書いてもまちがってはいない。
でも、それだけでは表現が物足りたい、説明しきれていない。なんというか、
もっと違った感情がわいてくる。なんだろう、どこか子供の頃出合ったような感覚に近い。
でもそれがどこだったのかはさっぱり思い出せない・・
現実だったのか、もしかしたら夢のなか、妄想だったのか。
絵本?ゲーム?の中・・・
童謡の中に出てくる世界だったのかもしれない。
はっきり言えるのは、みんなをビックリさせようと奇をてらって作っているわけではなく、
もっというと、大人が無理して子供の世界を描いているわけではない、とういこと。
作家が子供のころに帰り、そのまま土と遊んで形にしているような。
そのままなんですよ、きっと。
そこがひかれるところ。
だから大人も子供も喜ぶうつわが生まれるのではと、思っている。
昨日は長女とよかりよさんで行われている増田さんの個展に出かけた。
まだ保育園児だが絵が好きなので、
だったら、なるべくいろいろ見てもらいたいくて、
パンケーキ食べれるよーとか、いって連れ出した。
彼女は一枚のうつわを気に入り、それ以外は見向きもしなかった。
「これが気に入ったみたいです。他は柄が少ないとか、そんな理由をいってますよ」と自分が言ったら、
小声で、「そんなふうには言っていない。こはるの好きな柄がここにあるから」と言い返してきた。
好きな色、好きな形、好きな模様。
いろいろ自分で決められるようになっていくのを見ていると、
こっちもうれしくなった。

  

Posted by ミクロ at 11:11ひとりごと

2015年03月03日

保育園の給食でやちむん






読谷村の3つの保育園では、給食の器はやちむんを使用しているそうですよ。
この話を聞いたとき、最近のことなのかなぁと思っていたら、何と今年で35年にもなるそう!


始めは、割れるぞ、洗うの大変だぞ、重たいぞ、という反対の声がわんさか上がったそうですが、当時の陶芸家の先生方が、「土から生まれるうつわ」を使う大切さ」を先生や調理場の方に説明して、説得してくれたそうです。


入園当初は割ってしまう子もいるそうですが、月が経つにつれて割れる回数も減っていくそうです。割れてしまうので、両手で大事に。ものを大切に扱うという心を育ててくれるようです。割れても危なくないのが陶器の良さ、というのも当時の園長先生のお話。食欲も旺盛でおかわりに長蛇の列。うつわの効果があるのかも。


ちなみにうちでは實清さんから「子供のうちから目を養いなさい」と言われていたので、2歳くらいからボノホさんやかつしさん、有美子さん、増田さんの器を使ってますよ。子供も喜ぶかわいい作家器が回りにたくさんにあるのも幸せなこと。
割ったのも始めの一個だけかなぁ。増田さんごめん。それ以降は、「自分の大事なうつわ」という思いが芽生えているようで、大切にしていますよ。ぜひ、ちっちゃなころから食卓でも使ってみてください。



※ここでも今流行っている?「ラッスンゴーレライ」を連呼しておりました。人なつっこい子が多いのは、人との距離が近い村ならでの、大人とのあたたかい交流があるのかも。  

Posted by ミクロ at 11:49ひとりごと

2015年02月18日

陶芸家・小泊良さんに会いに





会いたくなったので、行って来た。陶芸家の小泊良さんに。



そして、やっぱり元気になった。

小泊さんのうつわを見るだけで、気持ちが上がってくるのが分かる。

何だろう、この感覚。



話を聞いていると、少しその理由が分かったような気がした。

とにかく、作り手が作ることを楽しんでいる。きっとそれがうつわにも現れているのだろう。



いつも話を聞くと緊張する。モノ作りの工程や、それに対して考えていることを言葉にするのは難しいと思うし、それをあまり打ち明けたくないのではないだろうかと、不安になる。でも時間をかけて、頭の中で考えを思い返し、整理して話してくれる。「聞かれることで、自分の考えをまとめられるので、そこは助かります」と、言われたことがあり、すごくありがたかった。



今回は、またもう少し奥まで話を聞けたような。「いろいろ試す中で、興奮する瞬間がある。その時の興奮した気持ちを忘れないようにしている」という言葉が印象的だった。ワクワク、言葉にすると少し少年っぽいが、それを大人になっても実行している姿が素敵に思えた。ワクワクすることを自分も見つけて、実行に移したいと思った。






  

Posted by ミクロ at 13:11ひとりごと

2015年02月18日

二輪生活コラム





東京時代にお世話になった"大先輩"が編集している
「二輪生活」に連載コラムを担当させていただいてますよ。
連絡いただけるだけでもうれしいことなのに・・・
今出ている号では、北谷のバーガーショップ「ゴーディーズ」をご紹介させてもらいました。
ゴーディズの世界感が個人的に好きで、オープンした頃からかよっています。
旧車が似合う建物なんですよね。
幾度にお店がカスタマイズされているところもおもしろい。
ハンバーガーはアメリカ人好みのスタンダードな味を追求しているそうです。
客席の笑顔を見ていると、
故郷の味を思い出しているのかなぁ、とか想像してしまいます。
海外に行ったら、間違いなくうどんやお寿司屋にいきたくなるだろうなぁ。
旅立ったネパール一行はどんな気持ちなんでしょうか。
それにしても龍さんがアップしたヴィンテージベスパよかったなぁ。
あんな古いバイクが今でも走っているってことは、いい街なんだろうなぁ、と思いました。

















  

Posted by ミクロ at 12:38ひとりごと

2014年12月22日

香月舎 Go! NIPPON展 ~ハレの器と忍者ふたたび〜





ガーブドミンゴさんの2階にて、明日までムササビ先生による飛行訓練が行われていますよ。ぜひ、香月さんの「細かすぎて伝わらない、でも知りたい個展」を楽しんでください。
http://www.garbdomingo.com/blog/?p=1944#more  

Posted by ミクロ at 10:42

2014年12月15日

グルリンポッシュの新作!






グルリンポッシュの新作!ネックウォーマーですがいろいろな使い方できそうですよ。

グルリンポッシュ
https://www.facebook.com/gurugururin

※販売はガーブドミンゴにて。

http://www.garbdomingo.com/  

Posted by ミクロ at 13:09

2014年12月15日

トイファクトリー













あまり一般的には知られてはいませんが、沖縄には"高度な技術”を持つメーカーが世界から集まり、最先端のモノ作りを行っています。
先日はうるま市にあるこちらの工場にお邪魔しました。主にトヨタのハイエースをベースにキャンピングカーを手がける「トイファクトリー」さんの工場です。
断熱技術に定評があり、ファンからも人気が高いこちらのメーカーでは、現在キャンピングカーの技術を活用して、「移動できる病院」をコンセプトとした「回診車」の製造に力を入れているそうです。離島やアフリカ・中東など医療が発展していない海外の国からも注目を集めており、その技術に期待が高まっているそうです。
こちらの回診車には、沖縄シャープさんとの協力によって開発に成功したソーラーパネルも天井に装備しています。開発前には、沖縄の南部工業高校の生徒と協力して豪州ソーラーカーレースにも挑戦したそうです。http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-182812-storytopic-1.html
本当に車好きな社長さんで、始めは岐阜県の小さな工場で一人からスタート。モノ作りへのこだわりに共感した技術者が徐々に集まり、規模が大きくなっていったそうです。数年前からはその技術に共感したトヨタとの提携も実現。
現在は沖縄に工場を作り、新たに海外進出を視野に入れているとのこと。工場内では地元の若い青年たちが作業に汗を流していましたよ。
「好き」だからこそ分かる感覚をモノ作りに反映した結果、大手の自動車メーカーも賛同する技術を開発したトイファクトリーさん。やっぱり、好きってすごいパワーを持っていますね。
沖縄の若手職人さんの夢とともに世界進出の夢を実現してほしいです。
トイファクトリー
http://www.toy-factory.jp/  

Posted by ミクロ at 12:57ひとりごと

2014年12月04日

田仲洋服店




今回は、田仲洋服店さん。(うちな最新号)

一度はあきらめた「服を作りたい」という夢に再チャレンジ。仕事と学校を掛け持ちしながら洋裁の技術を学び、生まれ育った沖縄に戻り、小さな仕立て屋を開いた田仲さん。商店街などに昔あったテーラーのような、ひとりひとりと向き合いオーダーメイドの服を作っていきたいそうです。いつかは自分のオリジナルブランドも立ち上げたいという夢も持つ、そんな姿が亘さんの写真から伝わってきます。
この4ページですが、自分も好きなページで、いつ打ち切られるかドキドキしながらも、自由にやらせていただいていることに感謝しつつ、いまのうちにと、「あ、いいな」と気になった作り手、職人さんを紹介させてもらっています。
ものづくりの現場は、工場や工房、自宅だったりとさまざま。本来は事前にロケハンを行った方がいいのかもしれませんが、このページに関してはあえて行っていません。モノが生まれてくる場所で紹介したいと思い、その現場に出会った新鮮な感覚を大切にしています。撮影する方は大変ですよね、でもなんか空気の合った仕事ができていると思います。モノが撮らされていないというか。
編集する人、書く人、撮る人、デザインに起こす人、作品を作る人、本を売る人、売ってくれる人。そして、読んでくれる人。
この4ページだけではないのですが、いろいろな人の力で生まれる1ページが好きです。
早く大量に作ることも求められるし、そこも大切ではあるけど、
「大量生産ではできない、みんなが嫌がるめんどくさいと思うようなことをやっていきたい」
と話す田仲さんのような仕事をやっていきたいかなぁ。
田中洋服店 
http://www.ru-ji.com/
※12月に浦添市港川に引っ越しましたよ。  

Posted by ミクロ at 11:03ひとりごと

2014年12月03日

four leaves -4人の女性作り手による作品展




miyagiya-bluespotさんで開催中の、「four leaves -4人の女性作り手による作品展」。コキュ・芝原さんによる陶器のランプシェードが印象的でした。古い家にも合いそうなレトロな風合い。

http://magasin-miyagiya.com/
  

Posted by ミクロ at 10:26

2014年11月29日

山田義力







山田義力さんの個展がガーブドミンゴで始まりましたよ。
色を変えたり、形を変えたりと、
毎回新しい形をみせてくれますが、"義力”さんというデザインには統一感が保たれている、と感じる。少しずつ食卓に増えていくのは、そこに魅力を感じているのかもしれません。そのうつわと仲の良いうつわもあるわけで、そこも楽しいひととき。
ガーブで見る義力さんの魅力というのもあるような・・・

http://www.garbdomingo.com/blog/?cat=104  

Posted by ミクロ at 23:41

2014年09月20日

波照間島





久しぶりの感覚だった。
逢う人がすべて初めての人。
歩く道すべてが初めての景観。
日本の一番南に浮かぶ有人島・波照間島。
ワクワクしすぎて青春気分で
調子に乗って、移動手段に自転車を選択してしまった。
意外に坂が多く、海まで遠く、仕事であちこち回るには、激しく疲れた。
宿のお兄さんは、そりゃそうでしょ、って感じで苦笑い。
でも、良かったことは、ところどころ休憩しながら立ち止まったおかげで、
島の流れる時間を体感できたこと。
足でこいだからこそ出会えた風景もあった。
汗をかいて、少し身体も軽くなったような。

南の果ての小さな島にも、
がんばっている人がたくさんいました。

生まれ育った島に戻り、カフェを始めたお父さんとお母さん。
二人は40年近く前に同じ島の学校にかよった同級生。
「同級生を射止めるなんてお父さんもてますね」
「そんなことないよ。お母さんがうちのボスだから」と豪快に笑うお父さん。そんなやりとりを照れくさそうに見つめるお母さん。
なんだか、心が温まった。(ひまわりカフェ)

カフェと織物工房を営む若者4人。
彼らは島で出会い意気投合。
今年7月、新たに織物を扱うショップをオープン。
島の植物で染めた糸を原始機と呼ばれる
素朴な織機を使って布を織る。
色使いや柄もユニークで、
カメラのストラップや風呂敷ハンドルなど
おしゃれに使いこなせる商品を展開。
こちらではライブも行われているそうで、
沖縄本島でいえば、桜坂劇場のような
情報発信の場ともなっているそう。(ピヌムトゥ工房・あやふふぁみ)

他にも30年近くやっているTシャツ屋さん、その隣には関西の方が営むかわいいかき氷やさん。星好きのお兄さんが丁寧に解説してくれた星空観測所も。

数は少ないかもしれないが、それぞれに魅力がある。
どのお店も島に溶け込むように佇んでいるのが印象的だった。

また彼らに会いたくなった。
今度は2回目の挨拶ができる。
少し深くはいりこめるかも。  

Posted by ミクロ at 13:49ひとりごと

2014年09月08日

カタチキ






兄弟、姉妹でモノ作りができたらどんなにおもしろいだろうか。

同じ家で生まれ育ったふたりだからこそ共感できる部分、逆に譲れない部分も出てくると思うが、あまり気兼ねなく主張を言えてしまうのも兄弟・姉妹だからこそ。

喧嘩をしても家に帰れば嫌でも顔を合わすわけだし、言い過ぎたとしても、
何となくごめんオーラを出しておけば、時間が解決してくれる。

姉が紅型、妹が縫製。二人の技術を合わせて
バッグや名刺入れ、ショール、ひとつの作品に仕上げていく
カタチキの姉妹。

「普段の生活に紅型を取り入れてほしい」と、
姉が普段着に合わせやすいカラーや柄を紅型で表現して、
妹がデザインを切り取り、作品へと仕上げていく。


ふたりの趣味趣向は違っているそうだが、
そこがまた魅力のひとつで、
二人の感性を重ね合わせた作品は、
日常に馴染むいいデザインだった。


そういえば最近、もう一組。兄弟で家づくりをしている素敵な兄弟にも出会った。弟が設計した家に、兄が鉄で手がけたシンクや家具が並ぶ。

兄弟・姉妹のものづくりっていいですね。

ちなみにウチは、3人兄弟。次男は立派に技術屋としてメーカーに就職。三男はまだ名古屋で演劇をしている・・はず。コラボは無理か。

http://katachiki.com/
  

Posted by ミクロ at 12:25ひとりごと